どうも!
当ブログを管理しているえざたつです!
突然ですが・・・、「ローソク足の読み方がわからない!」や、「他のブログは説明が端折りすぎていて、初心者に優しくない!」と思ったことはございませんか?
今回はそのような方に向けて、今日から実践ですぐ使えるように、簡単かつ丁寧にローソク足の読み方・使い方をご紹介していきたいと思います。
そうそう!
勝てるようになりたいから勉強しようにも、難しくて諦めてしまうことが多かったんだよ!
しっかりと抑えるべきポイントを抑えることができれば、難しく考えなくても理解できるようになります。
それでは、参りましょう!
ローソク足を構成する要素
相場チャートのページを開くと、まず間違いなく出てくるこのローソク足ですが、これは日本オリジナルの相場表現方法であり、線グラフチャートよりも多くの情報が得られることが、大きな特徴となっています。
ローソク足を構成する要素は、下図の通り4つあります。
読み方は、上から(はじめね)、(おわりね)、(たかね)、(やすね)となります。
ローソク足の読み方は?
ここからは、ローソク足を図解で説明したいと思います。
実際は、ローソク足の形によって呼び名が違ったりしますが、超基礎となる読み方はこの2通りです。
陽線
こちらは、”ようせん”と読みます。
図解にすると、下図のようになります。
始値からスタートした株価が、このローソクの期間内に終値まで上昇してフィニッシュした。という風に読みます。
一言で、陽線は”値上がり”を意味します!
上ヒゲ・下ヒゲについては、後ほど説明します。そのまま安心して読み進めてください♪
陰線
こちらは、”いんせん”と読みます。
図解にすると、下図のようになります。
先程の陽線とは色が違いますね!実際の株価チャートを見てもそうですが、柱部分の色が陽線と陰線では違う色になっているはずです。
色を見れば陽線・陰線の判断をすることも可能なので、そのローソク足の期間で”値上がり”したのか、”値下がり”したのかが1秒で理解できる代物です。
陰線は、陽線の逆を意味します。
始値からスタートした株価が、このローソクの期間内に終値まで下落してフィニッシュした。という風に読みます。
一言で、陰線は”値下がり”です!
陽線は”値上がり”、陰線は”値下がり”を表現しています。
陰陽は、チャートの色を見れば1秒で判断可能!
上ヒゲ・下ヒゲ
先ほどの図を使って、”ヒゲ”についてご説明します。
そのローソク足の期間中、上ヒゲの頂点まで株価が上昇した。ということを意味します。
そのローソク足の期間中、下ヒゲの下限まで株価が下落した。ということを意味します。
このローソク足における、株価の推移は、一例として下図のような動きになります。
始値からスタートした株価は、下ヒゲ下限まで一度下落、そこから上ヒゲ上限まで上昇し、終値にかけて少しだけ再度下落、といった動きと予想することができます。
厳密に言うと、他にもこのローソク足における動きの形は数パターン考えられますが、ローソク足の読み方は、陽線陰線ともにこのような方法になります。
ローソク足を構成する期間
そのローソク足を構成する期間によって、活用する場面が異なってきます。
まずはこちらの図をご覧ください。
分足から月足まで、それぞれが1本のローソク足なのですが、取っている期間が全く異なります。
”日足を1週間分集めた結果”のローソク足が週足・・・といった具合です。
ということは、月足は”週足を1か月分集めたローソク足”です。
分足が活用される場面
分足は主に、1分・5分・15分・30分足などがあります。
短い時間軸を活用するということで、分足は主に超短期~短期で売買をする投資家に活用されています。
例えば、半年以上株を売却しない方にとって、1分間の値動きはそれほど重要な情報にはなりませんよね!
日足が活用される場面
日足は、1日の間に値動きした結果を1本のローソク足に表示します。
日足は短期~中期の幅広い投資家に活用されます。
日本の株式市場は、AM9:00~PM15:00まで開場しているので、その時間の値動きの結果が日足ローソクになります。(11:30~12:30までは、日本の株式市場もお昼休憩です)
日足ローソクを参考にして、翌日の動きを予想して利益を得る手法もあります♪
週足が活用される場面
週足とは、日本の株式市場では、祝日を除く月曜日~金曜日までの5日間の値動き結果を表示するローソク足です。
週足は、中期~長期で投資する投資家が好んで使用します。
分足と違って、1日で完結するトレードをしてる方にとって、1週間の値動きはそれほど重要な情報になりません。
月足が活用される場面
月足は、週足を1ヵ月分まとめたローソク足です。
前述の分足~週足までと比較しても、相当長い期間を表示するローソクになります。
分足ローソクが10本集まっても10分間のデータにしかなりませんが、月足が10本集まれば10ヵ月分のデータになります。
よって、月足はこれからの株価の動きを予想するというよりは、”過去の株価の推移を長期にわたって確認すること”に使用することが多いです。
日足・週足では見えなかった過去に、かなりの高値をつけているということも珍しくありません。長期的なトレンドを読むことにも広く活用することができるのが、月足の特徴です。
ローソク足の基本パターンと次の動き
【強気】大陽線(だいようせん)
過去のチャートの中で出てきた陽線に比べて、明らかに実体の長い陽線を”大陽線”と呼びます。
具体的に、○○だからこれは大陽線!などと言った明確な基準はありません。
ちなみに、ヒゲの有無は問わずにあくまで陽線の長さで判断をします。
大陽線は【強気】
下落中の底値圏・横ばいのトレンド時に発生すると、チャンスの可能性があります。
高値圏での出現は、天井の可能性が大きいです。
【弱気】大陰線(だいいんせん)
大陰線は、大陽線の逆と捉えてOKです。
先程と同様に、○○だからこれは大陰線!などと言った明確な基準はありません。
大陰線は【弱気】
高値圏での大陰線出現は、非常に弱気であり売りのサインと言えます。
底値圏と思われた場所での大陰線出現も、思っていたところが底値では無かったというサインである可能性が高いです。
【少し強気】小陽線(しょうようせん)
小陽線は、陽線の中でも比較的実体の短い陽線のことを指します。
また、”陽線よりヒゲの方が長い”場合は、小陽線には含まれません。
小陽線のみで次の値動きを予想することは非常に困難なため、前後のローソクと総合して考える必要があります。
小陽線は【少しだけ強気】
売りと買いが均衡している状態で、頻繁に発生するローソクです。
それなりに売られてはいるものの、売りを若干上回る買い支えがある、と考えてOKです。
【少し弱気】小陰線(しょういんせん)
小陰線は、先ほどの小陽線と逆です。
こちらも、”陰線よりヒゲの方が長い”場合は、小陰線には含まれません。
小陰線は【少しだけ弱気】
こちらも売りと買いが均衡している状態で、頻繁に発生するローソクです。
それなりに買われてはいるものの、売りを上回る買い支えが無かった、と考えます。
【どちらに行くか】寄引同時線(よりひきどうじせん)
寄引同時線は、始値と終値が同じ価格であったことを示しています。
今後、相場が上昇・下落どちらに行くかが拮抗している状態で、トレンド転換をする可能性が高いローソク足です。
上ヒゲの無い同時線を【トンボ】といい、下ヒゲの無い同時線を【トウバ】と呼びます。
寄引同時線は【どちらに行くか悩んでいる】
今後の相場トレンドが転換する可能性を示唆しており、手堅く行くのであれば触らぬが吉と筆者は考えています。
もし触るのであれば、寄引同時線後のトレンドの流れに乗ることがBESTです!
まとめ
いかがでしたか?
株式投資での鉄則は、大損しないためのリスクを下げていくことです。
何も考えずに買った後放置していると、しばらく助からないことが多々あります。
そのような状況を回避するべく、横ばいトレンド中に大陰線が出現した場合は、一旦ロスカットをして再度チャレンジする機会を伺う。などの対策が取れるようになります。
ローソク足にはそれほどに多大な情報が詰まっています。
今お使いのローソク足チャート画面が「もっと見やすくならないかな~!」という方には、筆者イチオシSBI証券の口座開設をオススメします。
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ではまた、次の記事でお会いしましょう~!
良い投資ライフを!