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どうも!
当ブログを管理しているえざたつです!
突然ですが…株価が大きく上昇したときに、「これは強い上昇だ!流れに乗るぞ~!」と言って株を購入。しかしその後、すぐに株価が下落して大損…といったご経験はありませんか?
私はあります(笑)
株価の上昇・下落だけに注目していると、思わぬ落とし穴があります。
それを解決してくれるのが、今回ご紹介する”出来高”です。
![勉強熱心なA氏](https://ezatatsu-nikkei225.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
株価が上がればとりあえず強いと思っていたけど、違うのか…。
出来高をしっかりと活用することで、本当に信用できる上昇・下落なのかを判断する材料になります。
イナゴのように株価上昇に飛びついて痛い思いをした方は、本記事必読です!
それでは参りましょう~!
出来高とは
出来高(できだか)は、市場のエネルギーを示しています。
株価が形成された背景を見るうえで、出来高は欠かすことができない要素です。
カンタンに言うと、”一定の期間内に売り買いされた株数の合計”が出来高です。
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図にも書いてありますが、注文を入れただけでは出来高にカウントされませんよ~!
出来高が意味すること
例えば、400円だった株価が翌日430円になったら、皆さんはどのように考えますか?
「1日で30円も上がった!こりゃ強い買い意欲があるぞ!」でしょうか?
”価格の動きだけ”を見れば、そのような解釈になると思います。
ですが、1単元100株の銘柄がこの日は2,000株、つまり20単元だけの売買だったとしたら、この30円の上昇が果たして「強い買い意欲の結果だ!」となるでしょうか?
答えはNOです。
しかし、これが5,000,000株、つまり50,000単元の売買の末、株価が30円上昇したということであればいかがでしょうか?
同じ30円の上昇でも、答えはNOからYESに変わります。
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「売りも多かったけど、それを上回る買い意欲があった!これは強い!」と解釈できるからです。
出来高で「どのくらいのエネルギーをもって価格が動いたのか」を知ることができるのです!
出来高の見方
同じ銘柄でも、日によって出来高は様々です。
実際の日足チャートで出来高を確認してみましょう!
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他の日と比べてみると、”出来高は少ないけど株価の変動が大きい”日があることが確認できると思います。
○印の日は、図では一番出来高が多いですが、株価の変動は小さいほうだとわかります。
これは、”それまでの上昇トレンドで十分な含み益”を得ていた投資家たちの利益確定売りだと考えられます。
出来高は、”株の人気投票”とも呼べるでしょう!
出来高から市場の心理が読める
株価トレンドの継続にはエネルギーが不可欠なため、出来高により注目する必要があります。
現金を減らしてでも株を買うには、強い意思が必要ですよね?
株をすでに持っている人の多数は、「売って利益を得ること」を目標にしているのは言うまでもありません。
ということは当然、常に売る機会を待っている株数が、かなりの数存在しているということです!
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大した買い意欲が無いのに上昇した場合は、「株価が上がったから売って利益にするぜ!」という人が少し出ただけで、簡単に株価が下がることにもなりかねませんよね。
”出来高を伴った上昇”というのは、市場参加者の”買い意欲が強い”という実態を伴う上昇で、”たまたま”上昇したわけでは無い、ということを示します。
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出来高の大きさで、市場の心理を読むことができるというわけですね!
出来高の多い銘柄は?
では、出来高の多い銘柄に参加する場合を解説します。
真ん中のオレンジ枠内が株価です。
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出来高が多い銘柄は、買いたい人も売りたい人も沢山いるということになります。
ということは、売買の値幅が狭いので”自分が欲しい価格”で購入しやすくなります。
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初心者の方は、出来高が多くて値幅が狭い銘柄を狙った方が良いですよ!
出来高の少ない銘柄は?
一方で、出来高の少ない銘柄はどうでしょうか?
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出来高の少ない銘柄は、出来高の多い銘柄に比べて全然注文件数が無いことがわかると思います。
ということは、売買の値幅が広いので、”自分の欲しい価格”で買うことが難しくなります。
買いたい人の株数を足し算すると、わずか1,400株の売りがあれば、今の価格から約40円の下落を被ることになります。
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値幅が広いとギャンブル性が高くなるので、オススメしません。
【実践編】出来高の活用方法
”出来高は株価に先行する”という株式投資の格言的なものがあります。
出来高に株価上昇・下落のシグナルがあるとすると、動く前に出来高が発生することになります。
株価の底を見極める方法
出来高を活用して、株価の底値を見極める方法を解説します。
まずは下図をご覧ください。
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これまで下降トレンドだった株価が、過去と比較して最高出来高を付けて上昇した後、上昇トレンドに転換しています。
この大きな出来高を見逃さずに株を購入できた場合、約2,500円で購入して約4,800円まで持っているだけで、1単元で約23万円ほどの利益を生み出せたことになります。
下降トレンドだった株価が、過去と比較して最高出来高を付けたときに使えると考えられます。
なぜ、株価の底値で大きな出来高が形成されるのか
これには、投資家たちの心理が大きく影響しています。
株価の底値付近で大きな出来高が形成される理由は、下図のようになります。
![](https://ezatatsu-nikkei225.com/wp-content/uploads/2022/08/8b6fdc09cd38e21938be69e140a37b10-1024x576.jpg)
下降トレンドを判断できずに購入していた投資家と、割安なので買いたいと行動する投資家たちが売買することで、大きな出来高が形成されます。
個人投資家は損切りしない方も多く居るので、割安だから欲しい!と買う投資家が有利=株価上昇と考えることができます。
株価の天井を見極める方法
続いては、株価の天井を見極める方法です。
こちらも図解で説明したいと思います。
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図の通り、順調に上昇していた株価が、丸印で過去と比較した大きい出来高を付けた後、下降トレンドに転換し、株価が下落しています。
そして、この株価と出来高を上回ることなく、下落を続けています。
事前にこの出来高の予兆を確認していれば、ほぼ最高値での利益確定をすることが出来ました。
上昇トレンドだった株価が、過去と比較して最高出来高を付けたときに使えると考えられます。
なぜ、株価の天井で大きな出来高が形成されるのか
株価の天井付近で出現する大きな出来高は、下図のように考えられます。
![](https://ezatatsu-nikkei225.com/wp-content/uploads/2022/08/b8e68bf66712e7cf25ff09057764e630-1024x576.jpg)
今後も株価が上昇すると見込んで買いたい人と、これまでの上昇トレンドで十分な含み益を得た投資家たちが売買をすることで、大きな出来高となります。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、実践で使える出来高の使い方を記事にしました。
出来高は知っていたけど、投資判断に使っていなかった!という方は、ぜひ明日から色々なチャートを見てみてください。
テクニカルチャートは、SBI証券と楽天証券がオススメです!設定も簡単で、同時に表示できるチャートの種類も豊富です。
![えざたつ](http://ezatatsu-nikkei225.com/wp-content/uploads/2021/12/image1-1-150x150.jpeg)
時間の無いサラリーマンや主婦の方にオススメしています♪
ではでは、良い投資ライフを!