RSIとは?基礎・設定・見方を詳しく解説!

テクニカル分析
えざたつ
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どうも!
当ブログを管理しているえざたつです!

突然ですが…RSIが実践でどのように活躍するのかご存じですか?

RSIを知ってはいるけど、イマイチ使いどころがわからなくてスルーしています!という方は、今回を機にRSIマスターになりましょう!

勉強熱心なA氏
勉強熱心なA氏

勉強してみたことはあるけど、難しくて良くわからなかったよ…。

RSIをしっかりと理解することで、投資判断材料の一部として有効に機能するようになります!

そこで今回は、RSIの基礎やオススメ設定など、初心者の方が行き詰まりがちな部分を詳しく解説いたします!

それでは参りましょう~!

~ この記事でわかること ~
  • RSIの基礎が理解できる!
  • 株式投資の実践で使える知識が手に入る!
  • RSIを活用して、より精度の高い投資判断を下せるようになる!

RSIとは

RSIは、最も有名なオシレーター系テクニカル指標のひとつで、読み方は「アールエスアイ」です。

RSIは、一定期間の株価の「値幅」をもとに、”買われすぎ””売られすぎ”の局面を見極めよう!とするものです。

”買われ過ぎ”や”売られ過ぎ”の認識は、人それぞれですよね?

下図で、株価変動に対する人の心理状況が一目瞭然だと思います。

図の場合でいうと、「こりゃまだまだ上がるぜ!」という人もいれば、「そろそろ下がりそうで怖いなぁ・・・」という見方の人もいるわけです。

これって、”感覚でしか判断していないと思いませんか?

投資には、根拠が必要な場面がたくさんあります。このような”感覚的”な判断になってしまいがちなところを数値化して、客観性を持たせようとしたのがRSIです。

RSIを使う理由とメリット

RSIを使うべきメリットには、このようなものが挙げられます。

テクニカル分析には、”ダマシ”が多くつきまとうため、使い物にならないという方が多く散見されますが、⑥の「売買シグナルを避けられる」では、”ダマシ”かどうかを見抜いて回避することができれば、その分成果もあがります!

えざたつ
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大勢が使っているからこそ、流れができるものです。

株式投資で大切なことの一つとして、③の「判断がシンプルで感情に左右されない」ことです。
人間は、その時の気持ちひとつで判断が全く違うものになるので、感情に左右されると再現性が無くなってしまいます。

RSIの見方

RSIは、具体的に直近○日間で動いた値幅に対する、上昇した値幅の割合を示します。

難しいと思うので、上記は参考までで構いません。

えざたつ
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”0%~100%の範囲で推移する”ということだけ覚えてください。

”RSIの見方”を読んだ方は、次の”実戦で活用するコツ”までを1セットで読んでください。

70%の買われ過ぎライン

RSIにおいて、70%以上だと上昇する力がピークに近づいているとして、「買われ過ぎ」と判断します。

買われ過ぎラインとは言っても、”上昇する力がピークに近付いている”という風に考えるようにしてください。

この後、100%下落に転じるというわけではありません。

30%の売られ過ぎライン

70%の買われ過ぎラインとは逆に、売られ過ぎラインも存在します。

こちらも、買われ過ぎラインと同様に”下落する力がピークに近付いている”という風に考えるようにしてください。

以上が基本的なRSIの見方ですが、この通りに売買すると傷を負う可能性が高いので、次項で解説します。

70%・30%ラインでは、ダマシに注意すること

使い方だけを知ってその通りに活用すると、下図のようなことに陥ります。

30%ラインに触れて、売られ過ぎということで「買いシグナル」が発生しても、シグナルが点灯したまま株価下落が続くことがあります。

またその逆として、70%ラインに触れて買われ過ぎということで「売りシグナル」が発生しても、株価上昇が続くこともあります。

単純な使い方だけを覚えるのではなく、RSIの特徴を理解して使うようにすると、ダマシの判断がつくようになります。

えざたつ
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ダマシの回避方法は次項でちゃんと説明しますよ!

実戦でRSIを活用するコツ

ここからは、より実戦でRSIを上手く活用するために、”3パターンのコツ”を伝授していきます。

70%以上で売り・30%以下で買いを単純に繰り返していても、ダマシに遭ってしまいます。

ピークアウトに勝機あり

RSIを売買の判断として活用するには、ピークアウトに着目してください。

ピークアウトとは、70%・30%を超えて上昇・下落が続いた後、RSIが反転すること

図の通り、売られ過ぎシグナルが点灯していますが、この四角の中で買った人は株価が値下がり続けてしまい、負けています

ここで同じ図を使って、ピークアウトに着目した売買判断を下したタイミングを見てみます。

このように、30%下回ったから買うぞ!では無く、30%を下回ってRSIの下落ピークを迎えた!というタイミングで購入することで、ダマシを回避して利益を出すことに成功しています。

えざたつ
えざたつ

皆さんの大事なお金ですから、焦らずじっくり機会を待つことも重要です

逆行現象を見逃すな!

たまに発生する”逆行現象”というものがあります。(別名:ダイバージェンス)

この逆行現象とは、株価とRSIが逆の動きをすることを指します。

図の通り、株価は上がっているけどRSIは下落していることがわかると思います。

では、この逆行現象発生の後、株価はどのように推移したでしょうか?

先にもご説明した通り、RSIが70%を上回ったいわゆる”買われ過ぎ”状態が続き、RSIと株価の逆行現象が発生しました。

RSIの”買われ過ぎ”状態がピークアウトを迎え、そして逆行現象にあった株価も同様に下落していますね!

逆行現象(ダイバージェンス)発生時の一般的な株価の動き
  • 株価↑ RSI↓:上昇する力がピークに近付いていて、RSI同様に下落に向かう可能性が高い
  • 株価↓ RSI↑:下落する力がピークに近付いていて、RSI同様に上昇に転じる可能性が高い

他の指標と組み合わせて、更に勝率アップ!

RSIは、他のテクニカル指標と組み合わせることで更に勝率アップを見込めます。

具体的には、トレンド系指標と組み合わせて、株価のトレンドを把握しつつRSIで売買タイミングを図るというものです。

主なトレンド系指標はコチラです。(本記事を読み終わった後に、ぜひご覧ください!

まとめ

いかかでしょうか?

今回は、RSIについてまとめました。

RSIは、ついつい感情で判断してしまっている人にはとっても有意義な指標になります!

複数のテクニカル指標を表示して戦うには、SBI証券の株チャートが特にオススメです。

えざたつ
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SBI証券は複数の指標を同時に表示できるので、沢山ポチポチしなくてもOKです!

ではでは、良き投資ライフを!

プロフィール
この記事を書いた人
えざたつ

私は、【わからない人の気持ちがわかるブログ】を目指しています。
私自身、投資の師匠と呼べる存在はいません。

投資の知識について調べても、「わかる人がわかる人向けに書いてるんだなぁ」と思う記事が多いと感じていました。

大きく損失を出したときは、何度も投資を辞めようと思ったこともあります。皆さんには、そんな思いをして欲しくありません。

ひとつの道として、”投資について懇切丁寧に教えてくれるブログ”を目指すことで、皆さんの心強い味方になれれば、と考えています。

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